ドラマ3年a組第4話「甲斐」感想、ネタバレ、これからの予想

ドラマ3年a組犯人である柊は実は生徒を一人も殺していなかったことが分かりました。しかも、今回の事件を起こしたのはもしかしたら生徒自身の為かもしれないと思わせる内容でした。今まで悪と思われていた柊が、実は正義かもしれないと思わせる3年a組第4話でした。
自殺した生徒に何かしらの形でクラスのみんなが関わっていた事実が毎回浮き彫りになっていくのが面白いです。今回はクラスのボス的存在である甲斐にスポットライトがあたりました。自殺した生徒と一見関わりがなさそうに見えて、金づるとして利用していました。でも、甲斐がお金を欲しかったのには理由があり、それは親が交通事故で働くことができなくなってしまったから。甲斐は夢をあきらめ、学校に行きながら稼ぎ、さらには年下の兄弟の世話や母親の世話までしていたのです。
柊が甲斐に対して「もっと周りにすがりつけ」と言っていたのがとても印象的でした。何もかもを自分で背負う必要はない。周りを頼って、しがみついて、助けて欲しいと言えばいいという柊の教えに思わず涙しました。
今後の展開はまったく予想がつかないのですが、柊は余命いくばくなのではないかと思っています。彼の命を投げ打ってでも救いたいものが生徒か元交際相手かと予想しながら見ています。

ドラマ3年A組2話、3話、4話感想 柊先生(菅田将暉)澪奈ドーピングしたという動画が原因